【10/24 開催・参加無料】第61回 北海道医学会 市民公開シンポジウム「AI・ITが北海道の未来と医療を救う」
北海道医学会とPRISM-HU は2026年10月24日(土)、北海道大学医学部学友会館「フラテ」にて市民公開シンポジウム「AI・ITが北海道の未来と医療を救う」を開催します。参加無料・事前登録制で、どなたでもご参加いただけます。
広大な北海道では少子高齢化と医療従事者の不足が進み、住む地域によって受けられる医療に差が生じることが懸念されています。本シンポジウムでは、遠隔画像診断・遠隔診療・遠隔手術から、AIホスピタル、医療データの活用、国のAI政策まで、AI・IT技術が北海道の医療にもたらす変化を、6人の演者が市民の皆さまに向けて解説します。
第6演題では、PRISM-HU の吉田篤司(北海道大学大学院医学研究院 連携研究センター 医学研究AI支援部門)が「AIとデータが拓く医療の未来 ー 北海道大学PRISM-HUの挑戦」と題し、事業の全体像を紹介します。
講演プログラム(全6題)
1. 北海道における遠隔画像診断と画像共有クラウドの現状と展望
工藤 與亮(北海道大学大学院医学研究院 画像診断学教室)
広い北海道では、画像診断専門医が離れた場所から画像を読影し、病院どうしが安全に画像を共有する仕組みが医療を支えています。北海道における遠隔画像診断と画像共有クラウドの現状を紹介し、救急医療・地域医療への効果と、AIを活用した将来の医療の姿をお話しします。
2. 北大病院呼吸器内科における遠隔診療の取り組み
今野 哲(北海道大学大学院医学研究院 呼吸器内科学教室)
医師不足が深刻な北海道の各医療圏では、DXを活用した遠隔診療の展開が不可欠です。カルテや画像の共有といった環境は整う一方で、医師と患者をつなぐ仕組みが確立していないことが大きな支障となっています。北海道大学病院呼吸器内科が本年開始した取り組みと、他の地域・診療科へ広げるうえでの問題点を紹介します。
3. 遠隔ロボット手術が拓く北海道の外科医療の未来
海老原 裕磨(北海道大学病院 消化器外科Ⅱ)
北海道では外科医不足に加え、広大な面積と厳しい気象条件により、患者さんの移動の負担が大きな課題となっています。日本外科学会を中心に進む遠隔ロボット手術の社会実装について、北海道大学病院と市立釧路総合病院(約300km)を結んだ実証実験の結果を交えて紹介し、どこに住んでいても質の高い外科医療を受けられる未来を展望します。
4. AIが支える未来の医療 ー 阪大病院のAIホスピタルへの挑戦 ー
武田 理宏(大阪大学医学部附属病院 医療情報部)
大阪大学医学部附属病院では、人工知能(AI)を活用し、安全で質の高い医療を目指す「AIホスピタル」の実現を進めています。救急医療での音声認識AI、認知症やフレイルの早期発見を支援するAI、治験・臨床研究を支える生成AI、さらに「阪大病院データバンク」の取り組みを、わかりやすくお話しします。
5. 政府のAI戦略から医療AIに関する具体施策について
橋本 正弘(厚生労働省 医政局 研究開発政策課)
AIは産業や国民生活のさまざまな領域で効率性・利便性を大きく高めるほか、新たな科学的発見を促し、人間の創造性を補う役割も期待されています。政府がこれまでAIにどのように取り組んできたかを整理し、厚生労働省における医療AIの具体的な施策とあわせてお話しします。
6. AIとデータが拓く医療の未来 ー 北海道大学PRISM-HUの挑戦
吉田 篤司(北海道大学大学院医学研究院 連携研究センター 医学研究AI支援部門)
PRISM-HU(Platform for Research Innovation and Support in Medicine – Hokkaido University)は、2025年に北海道大学が日本医療研究開発機構(AMED)の医学系研究支援プログラム(総合型)に採択された事業の愛称です。画像・ゲノム・電子カルテなどの膨大な医療データをAIで解析し、病気の早期発見や一人ひとりに合った医療の実現を目指すとともに、医師・研究者が研究に集中できる環境づくりも進めています。本講演ではその全体像を紹介します。
お申し込み
下記の申込フォームから事前登録をお願いします(受付期間 2026年9月15日〜10月21日)。定員200名に達し次第、受付を終了する場合があります。
参加申込フォーム(Googleフォーム)
北海道医学会事務局(札幌市北区北15条西7丁目)
TEL 011-706-5007(直通)
Email digakkai@med.hokudai.ac.jp
開催概要
名称 第61回 北海道医学会 市民公開シンポジウム「AI・ITが北海道の未来と医療を救う」
日時 2026年10月24日(土)13:00〜15:00(開場 12:30)
会場 北海道大学 医学部学友会館「フラテ」(札幌市北区北15条西7丁目 北海道大学医学部内)
形式 対面のみ・定員200名
参加費 無料
申込 事前登録制(受付期間 2026年9月15日〜10月21日)
主催 北海道医学会
共催 ひと・AI/DX・しくみの三位一体による医学研究支援(PRISM-HU)
後援 北海道、札幌市、北海道大学共同プロジェクト拠点ヘルスケアAIXイノベーションセンター、北海道大学病院医療AI研究開発センター、北海道大学大学院医学研究院連携研究センター医学研究AI支援部門
企画 工藤 與亮(北海道大学大学院医学研究院 画像診断学教室 教授 兼 北海道大学ヘルスケアAIXイノベーションセンター長、北海道大学病院医療AI研究開発センター長)
司会 氏家 英之(北海道大学病院 病院長補佐・DX担当)

