AIを用いた呼吸器疾患の電子カルテ情報の自動抽出及び診断名予測モデルの構築
電子カルテには有用な情報が豊富に含まれており、機械学習に使用することで精度の高いAIモデルを構築することが可能になると考えられる。しかし、現在のカルテ情報には非構造化または非数字のデータが多く存在し、それらは機械学習には直接利用できないです。
私たちは、呼吸器疾患の電子カルテを対象に、まずカルテにある非構造化・非数字データを機械学習に利用できるような構造化数字データに自動変換する方法を開発し、次にその自動変換法を利用して、呼吸器疾患の電子カルテ情報から有用な情報を抽出し、最終的な診断名を高精度に予測することモデルを開発しています。
開発室
診断・治療支援AI開発室
Principal Investigator
工藤 與亮 北海道大学大学院医学研究院 画像診断学教室 教授
学内研究者
平田 健司 北海道大学大学院医学研究院 画像診断学教室 准教授
唐 明輝 北海道大学大学院医学研究院 画像診断学教室 特任助教
韓 豊 北海道大学大学院医学院 博士課程
張 孜恒 北海道大学大学院医学院 博士課程
小笠原 克彦 北海道大学大学院保健科学研究院 健康科学分野 教授
学外研究者
谷川原 綾子 北海道科学大学 准教授