Deep Learningを用いたMRIの高速高画質化技術の開発
MRIは、CTや超音波診断装置に比べて検査時間が長いことが課題となっており、今までハード・ソフトの様々な改良が行われてきました。最近、AIを用いた画像再構成技術が、検査時間を格段に短縮できる方法として期待されています。
我々はAIの一つであるDeep learningを用いた高速・高画質化技術(DLR)を開発しています。今回、脳の白質病変の診断に用いられるFLAIR (Fluid attenuated inversion recovery)法について有効性の評価を行い、約3倍の撮像時間短縮を行っても病変の視認性が劣化しないことを示しました。
開発室
画像診断支援AI開発室
Principal Investigator
工藤與亮 大学院医学研究院 画像診断学教室 教授
学内研究者
清水幸衣 大学院医学研究院 先端画像診断開発学分野 特任助教
西岡典子 大学病院 放射線診断科
共同研究先
富士フイルム株式会社