MRIを用いた脳容積と磁化率を指標とした認知症の早期診断支援技術の開発
MRIを用いたアルツハイマー病の診断では,脳のある領域の容積減少(萎縮)を指標とすることが一般的ですが,現在,萎縮が始まる前の僅かな変化を捉えられないか研究が進められています。我々は,鉄の異常沈着や髄鞘の消失に着目して,これら変化を鋭敏に捉えられるMRI磁化率イメージング,および計測された脳容積と磁化率から認知症診断を支援する解析技術を開発しています。
開発室
画像診断支援AI開発室
Principal Investigator
工藤與亮 大学院医学研究院 画像診断学教室 教授
学内研究者
矢部一郎 大学院医学研究院 神経内科学教室 教授
タ キンキン 大学院医学研究院 医理工学グローバルセンター准教授
宇土仁木 大学院医学研究院 精神医学教室 助教
松島理明 大学院医学研究院 神経内科学教室 助教
池辺洋平 死因究明教育研究センター オートプシーイメージング部門 特任助教
山口晃典 大学院医学院 博士課程
学外研究者
佐々木真理(岩手医科大学)
原田雅史(徳島大学)
松川則之(名古屋市立大学)
共同研究先
富士フイルムヘルスケア株式会社
外部資金
AMED Grant Number: JP18he1402002.