FDG-PET/CTのSUVmaxを病変の識別子として使用したAIシステムの開発
FDG-PET/CTはがんの診断に有用な画像検査法です。検査後には専門医が報告書を作成し、主治医はそれを読んで診療に治療方針を立てています。この報告書には、がんなどの部位のシグナルの強さ(SUVmax)が数値で記載されます。この数値を利用すると、過去の膨大な画像とレポートの組み合わせからがんなどの場所を自動的に特定することができます(1)。AI開発には多くの症例からなる教師データが必要ですが、この方法は教師データを効率的に作成するために有用と考えています。本研究では解析手法を確立し、有用性を検証しています。
開発室
画像診断支援AI開発室
Principal Investigator
平田健司 大学院医学研究院 画像診断学教室 准教授
学内研究者
小川貴弘 大学院情報科学研究院 情報メディア学分野 教授
遠藤大輝 大学院医学研究院 画像診断学教室 博士課程
竹中淳規 大学院医学研究院 画像診断学教室 博士課程
学外研究者
三宅基隆 国立がん研究センター中央病院 放射線診断科
外部資金
JSPS科研費 基盤研究(C)(2023-25)