温泉及び入浴剤の多角的医療展開に向けた人工知能(AI)の開発・活用
近年、温泉に対する科学的な研究が進み、温泉の医療効果に関する医学的な認知が進化してきていますが、決定的な証拠が示されることは少なく、また、温泉の効果に影響される要素(因子)が多数存在するため科学的に立証することは困難です。そこで、急速に発展している人工知能(AI)を用いたビッグデータ解析などにより、温泉の医療効果を検証する研究を進めます。特に、AIのブラックボックス化に起因する、「得られた解析結果の解釈性が乏しく、十分に検証されていない」という問題点を解決しうる、「温泉による予防医療効果及び温泉療法の医療効果を解釈可能な形で推定する多次元多階層型ベクトル推論システム」を構築応用することを目指します。
開発室
国際医療AI戦略室
Principal Investigator
工藤 與亮 大学院医学研究院 画像診断学教室 教授
学内研究者
平田 健司 大学院医学研究院 画像診断学教室 准教授
唐 明輝 大学院医学研究院 画像診断学教室 特任助教
韓 豊 大学院医学院 画像診断学教室 博士課程
張 孜恒 大学院医学院 画像診断学教室 博士課程
学外研究者
秦 元気 製品開発部 有用性評価グループ 研究開発担当者
松田 悠之介 製品開発部 素材開発グループ 研究開発担当者
渡邊 智 製品開発部 有用性評価グループシニアマネジャー 研究開発リーダー
奥川 洋司 製品開発部 有用性評価グループ長 研究開発責任者
中西 信之 製品開発部長 総括責任者
共同研究先
株式会社バスクリン
外部資金
株式会社バスクリンからの共同研究費