プロジェクト

公開日2023年09月06日
最終更新日2023年11月09日

AI画像診断支援アプリケーションを用いた画像診断業務負担軽減に向けた定量的評価

近年、我が国におけるCT・MRI検査は増加し続けており、放射線診断専門医師一人に対してCT・MRの年間検査件数は8,000件を超え、欧米各国と比べて3倍~4倍と言われています。とりわけ体幹部CT検査における肺結節や骨転移、頭部MR検査における脳動脈瘤の検出は放射線診断専門医師にとっても大きな負担となっており、本邦においては放射線診断専門医師の業務負担の軽減が注目されています。本研究ではキヤノンメディカルシステムズ社のAI読影支援ツールを用い、これら疾患に対する放射線診断専門医の読影業務の負担軽減について定量的視点で評価を行います。

開発室

画像診断支援AI開発室

学内研究者

工藤 與亮  北海道大学大学院医学研究院 画像診断学教室 教授
平田 健司  北海道大学大学院医学研究院 画像診断学教室 准教授
坂本 圭太  北海道大学病院 放射線診断科 助教